たま五郎日記

       

迷いと決断

 

自分にとっての一番の迷いは高校生の時にありました。

 

 

 

 

 

それは自分の進路についてです。

自分は地方出身なので地元の大学に進学するか家を出て一人暮らしを始めるかで迷っていました。

 

もともと親元を離れて一人暮らしをすることへの憧れがあったのと、自分の学びたいことを地元で学ぶことが難しいということがあって、高校三年生になるまでは絶対に一人暮らししてやる!!と思ってました。。

 

 

 

しかし、月日が経ち一人暮らしが現実味を帯びてくるにつれて地元の友達との別れや知らない街に一人で暮らすことの不安が募ってきました。

 

その他にも、もう一つ大きな悩みがあり

その悩みは自分自身のことではなかったので両親には中々打ち明けられずにいました。

 

 

それは金銭面でのことです

 

一人暮らしでは家賃や光熱費、水道代、ネットワーク設備などがかかり実家で暮らすよりも多額のお金がかかるので親に迷惑をかけたくないという気持ちもありましたが

親にこの話をした時に

 

母は  お金のことを気にして自分の可能性を狭めるくらいだったらお金は使ったほうがいい

父からは息子の人生を決めるかも知れない時にお金が無かったなんて寂しいこと言えるほど父さんは落ちぶれてないぞっ

 

と言われて両親がこんなに言ってくれているのに小さなことで悩んでた自分に情けなくなったのと結局自分は今までも両親におんぶにだっこの状態で過ごしてきたんだと思ったのと同時に

自分の力でどれほど暮らしていけるか興味があったのと、義務教育を終えて三年間暮らしたにも関わらず何も成長していなかったことを実感し自立しないといけないと思い

親元を離れて一人暮らしすることを決断しました。

 

この二人の息子に生まれて幸せだと思いました。あの時の恩やこれまでの恩は絶対に忘れないです。

 

ありがとう